看護師の健康に大切な生活習慣

看護師の仕事は拘束時間が長いだけでなく、勤務時間も不規則です。さらに、業務自体に力仕事が多く、まさに体力勝負の仕事であることがわかります。体力的につらくなってきた、疲れが取れないというときには、少し日常の生活習慣を見直してみると体調も健康的に改善してくるかもしれません。

まず睡眠ですが、たとえば3交代制で考えてみると、自分がどのシフトで働くことが一番多いかを考えて睡眠時間を組んでいきます。準夜勤や深夜の日はいつ寝るかを決めておき、いつもその時間に寝れるように調整しておくことが大切です。

おすすめなのは、準夜勤明けの場合は帰宅後すぐ寝て朝起きる、深夜勤明けの場合は眠たかったら仮眠してすぐ起きて普段通り夜に寝ることでしょう。深夜勤明けでも眠くないなら、そのまま夜まで起きていても良いです。日勤のリズムを崩さず生活できるので、身体への負担も最小限にとどまります。

栄養をしっかりとることも、体調の維持には欠かせません。特に野菜や良質なタンパク質を意識してとり、疲れにくく太りにくい身体を作りましょう。夜勤前は身体が重くなったり、浮腫みやすくなったりするので辛すぎるものや脂っこいものは避けた方が無難です。

体力のゲージが空に近いと仕事の質も落ちる可能性が高く、業務に支障を来すことから運動も大切となります。ウォーキングやヨガなどの有酸素運動、筋トレでも良いでしょう。とにかく体力をつける運動は、看護師の仕事を長く続けるうえでとても有効です。